||| Ahmool

アモール ――おとぎ話の国――
 空想の生物とよばれるようないきものたちがすむ所。妖精の森や人魚の泉、ドラゴンの巣窟などがある。昔は世界の空中にドラゴンが飛び回っていたが、ある年オフェリア軍の世界統一の襲撃により、多くのドラゴンが乱獲され戦力に使われたり、妖精や人魚が売られていたことがある。今では完全に国を封鎖し、だれも行き来することができなくなっている。人間や擬人の集落も代々受け継がれているので人類も少しいる。
 おのおのの種別が小国をつくって生活をし、その小国達を「三帝獣」が統治している。


―三帝獣―
 アモールの調和と安全を守るための代表獣たち。迷いの森の泉に住んでいる。




・シードラゴン♀
 知識、空海の象徴。賢く、主に国をまとめている。人間がとても嫌いで、そのことになると狂ったように怒り出すが、普段は慈悲深い。体が大きいことを少し気にしている。
 いつも体が濡れていないとイライラする。
 空を飛ぶことは出来ないが、水中を泳ぐのはとても早く、怒ると体から毒の汗が流れ出る。



・ユニコーン♂
 武力、権力、純粋、大地の象徴。獰猛な上に、ひどく人間が嫌いで、オフェリア軍の襲撃の時には先頭にたっていた。怒りやすく、その雄々しき一角で気に入らないものを刺そうとするが、ほかのふたりにとめられる。
 人間は嫌いだが、処女にはとても弱く、どうも言われることを素直に聞き入れる。
 よくシードラゴンが怒って泉の水を毒に染めてしまうので、角で浄化する役。足が速い。



・グリフォン♂
 知力、富、空陸の象徴。金を見つけ、守っていて、縄張り意識がつよい。ユニコーンと共にオフェリア軍の襲撃のときは先頭にいた。非常に冷静でシードラゴンとユニコーンを落ち着かせる役。
 飛ぶのも、走るのも速くはないが、戦略は一級品。尻尾をよく踏まれる。