――私には重すぎる――
私には重すぎる空を背負って、いったいどこまで歩けば救われるだろうか
一歩あるくたびに喉が乾いて、二歩あるくたびに汗がでる
ああ光の水は 飲めば飲むほど喉が乾き、
無垢の水は体からあふれ出すばかりで 肌をぬらす
思ってもみなかった重みに、私はただただ耐えるしかなくて、
今はもう、涙を流す少しの水ものこってはいない
光の雨にうたれて、涙をながして、それでもそれでも歩いて
喜びも悲しみも、目的さえも忘れてただただ歩いて
たどり着くためにすべてを捨てて、たどり着いたら何を得られる?
確信のない旅はつづく、空を背負って 歩くだけの旅はつづく、私は笑わない