きっと世界は変わらない たったひとつ失ったとしても
赤い手で首を絞めて 水の中で眠った さようなら もう空を見上げることはないわ
空から滴る水は きっときっと私よりも澄んでいるの
のどが渇いて飲み干そうとしても 潤うことはない空虚の水
変わりに私を潤すのは 大地にたまった水たまり
あなたさえ居なければ きっと私の喉は乾かずにすんだのに
あなたが居なかったら 世界はこんなにもつまらない
ああ、ああ、世界よ このしわくちゃな手に何を与えるの
空虚の水は砂漠に消えた
ああ、ああ、世界よ いったい誰があの水を飲み干すの
教えてくれさえすれば、いますぐいますぐこの愛で水を濁すのに