[世界歴史/古代]

以下の文章はラケの創作で、著作権は放棄していません。また、登場する伝説上の生き物やその名前などは神話や伝説からとってあるものもありますが、自身はどの信仰、文献とも関わりはありません。

世界歴史
 起源はグランドラゴンが渾界に降り立った年を渾歴0年とする。そのころは灰の大地と赤の空の時代だった。

[古世]
・竜の誕生 緑の大地と青の空の時代(渾歴0年〜)
 4対の角と3対の翼をもったグランドラゴンは孤独に涙をながすと、涙の一粒一粒がドラゴンの卵になり、そこからドラゴンが生まれた。グランドラゴンが喜びの咆吼をすると、大地が震え、植物が生い茂り、大地が割れ、水が噴き出した。やがて雲ができ、金色の雨が降ったと思うと、いろいろな生き物がうまれたという。恵みあふれる大地で育ったグランドラゴンの子供たちはそれぞれ特徴がかわっていき、グランドラゴンはそこで名前を与えた。
<自分の存在の感謝と絶望の葛藤の末、グランドラゴンが始めて落とした涙>
右目からの涙はレッディドラゴン、左目からの涙はワイティドラゴンと名付けられ、お互いケンカが絶えず、そのたび空の気候がかわっていた。
<自分以外生のなかった大地に2匹の子がうまれ、草木が生い茂り、水が沸いた恵みある大地に喜んだときの涙>
右目からの涙はテルーラドラゴン、左目からの涙はシードラゴンとなった。テルーラドラゴンは大地を守り、シードラゴンは海を守ることになった。

・空飛ぶ森の鳥達(渾歴221年〜)
 ここで5匹の竜が納める渾界に再び金の雨が降る。木がむくむくと動いたと思うと、木に生がうまれる(フォバーレットの誕生)。フォバーレット達はたちまち飛び立ち、森は草原になった。また今まで草原だった所に飛び降りるとフォバーレット達は木になった。
 ある日1羽のフォバーレットに黄金のリンゴが実る。たちまちそのフォバーレットの周りを仲間が守るように木になり、森ができる。

・人間降り立つ(渾歴532年〜)
 渾界に人間が降り立つ。男とも女ともいえないその人間は森を抜けるたびに子供を産み、子供は海を渡るたびに成長する。人間とその子供達の汗は草木をからし、息は空を汚した。
 怒り狂ったグランドラゴンは涙を流す。黄金のリンゴを守るラドーン、理性の無い破壊竜ウロボロス生まれる。
 やがて人間は黄金のリンゴにたどり着く。もぎ取ろうとする手は、ラドーンに阻まれ、理性を失ったウロボロスに殺される。ウロボロスはその後ラドーンをも殺してしまう。グランドラゴンはウロボロスに理性を与えるため、ウロボロス自身の尻尾を噛ませる。

・人間が人間でなくなった日(渾歴558年)
 世界を汚す人間の子供に天罰がくだる。彼らが殺した動物の血が降ると、彼らの体はたちまち怪物のような姿になってしまった。それがゼウス、ポセイドン、メドゥーサなどでもあり、ここから神話が生まれていく。

・伝説の生物の時代(渾歴558年〜)
 グランドラゴンは様々な感情に涙を流し、ドラゴンを生んでいった。怪物達とはあまりケンカにはならず、対等な立場を持ち続ける。
 金の雨が降ってはいろいろな生物が生まれ、虹の雨が降ると妖精などが生まれた。もちろん邪悪な怪物も生まれてはくるが、世を荒そうとはせず、おのおので地域をつくり暮らす。
 レッディドラゴンとワイティドラゴンはケンカ疲れで千年眠る。


・再び人が降り立つ(渾歴1483年〜)
 渾界各地に扉が開く。天界、冥界、人間界などから、天人、冥人、人間が降り立つ。驚異の繁殖力をもって増える。各地で国が生まれていく。

・オフェリア王の誕生(渾歴1564年〜)
 はるか北にある氷湖において、天人がオフェリア王と名乗り、国を作る(地天国)。北の地に住む他の生物たちも国に迎えられた。

・大地の魔術(渾歴1572年〜)
 西の荒野に冥人の国が出来る(ティゲル大族国)

・天人と冥人の友好(渾歴1576年〜)
 魔術を極めている地天国とティゲル大族国の永遠の友好のため、両王族を結婚させる。一年おきに地天国とティゲル大族国を行き来。翌年王子が生まれる。

・オフェリア世界侵略計画(渾歴1581年〜)
 世界にあふれる伝説の生物たちを使い世界統一を企てる。そのために力のあるドラゴンや、幻獣たちを捕まえ始める。

・竜戦勃発(渾歴1583年)
 竜を捕まえる上にその扱いがひどいことに対し、グランドラゴンが怒りに震える。ポタポタ涙を流しては怒れるドラゴンが生まれた。グランドラゴンは子供達と立ち上がる。この時、ウロボロスとシードラゴンが共にする。
 3匹と子供のドラゴンがオフェリアを襲う。炎は人を焼き、毒は人を絞め殺す。一晩にしてオフェリアは廃墟になってしまう。永遠に復興は出来ないと思われた。
 この時、ちょうど1000年眠っていたレッディドラゴンとワイティドラゴンが目覚め、出会ったためケンカをし出した。他の国もめちゃくちゃになり、世界人口の3分の2は死んでしまう。
 グランドラゴンは火を吹きすぎてしまったのと、レッディドラゴンとワイティドラゴンを静めたために、自ら数千年の眠りにつく。レッディドラゴンとワイティドラゴンはお互いが見えないように目を奪われ、咆吼が聞こえないように耳を切り落とされ、ショックで再び千年眠る。

・竜の王座(渾歴1583年〜)
 人が大好きだった大地の守り神のテルーラドラゴンがグランドラゴンの代わりになる。人間との共存と平和を願うが、妹のシードラゴンは人間が嫌いなため激しく対立していたが、シードラゴンが折れて海の底で暮らす。
 人のためなら何だってする。テルーラドラゴンは人を愛し、守り続ける。

・砂漠に位置する水の王国(渾歴1584年〜)
 竜戦で生き残った天人と冥人との子供がティゲル荒野の遙か南の砂漠地帯の町を治める。天空魔術、大地魔術の両方の魔力を持つと期待されたのだが、期待ははずれたため捨てられたのも同然。しかしその子供は天空魔術、大地魔術、両道に通ずる水の魔力を持っていたため、水に飢えた民を救い、その町の長をつとめることになった。

・セアトリア独立(渾歴1592年〜)
 天人、冥人、人間が入り交じるこの世界で、次第に血が混じり合う。魔力を持つ者、持たない者の区別が薄れ、魔力が全体的に弱まっていた。
 そんな中、純血の人間のみで統制されるセアトリアが独立を果たした。魔術を嫌い、おそれ、国中に魔術の効果をうち消す花粉をつける花をいっぱいに咲かせた。

・燃える獅子、火の国(渾歴1601年〜)
 体が燃える獅子の駆ける所は1年間は燃え続け、人間との調和が乱れるとしてテルーラドラゴンにとらえられていたリオレイムがソイムの地に目覚める。そのまま、再びテルーラドラゴンに地中深くに縛り付けられるが、ソイムの領土は数年にわたり燃え続ける。
 「ある年、燃える獅子が現れ、我が国を聖なる炎で清めなさった」という言い伝えが火道術が広まる国、ソイムがやがて独立する。国内でおこる火山の噴火や地震はリオレイムの咆吼だとして、リオレイムをあがめ、たてまつる風習が根付く。
 また、火の国として多くの弱まった大地魔力がここで炎の魔術を極める土地になった。

・砂漠のオアシス、エンハンブレル(渾歴1606年〜)
 ティゲル荒野の遙か南の砂漠地帯にある町をおさめていた、天人と冥人の子供が正式に王国を確立する。
 名をアルテメラからエンハンブレルに改名し、王国の名前をエンハンブレルとした。徴兵制度をつくり、町を城下町にして砂漠一帯を支配した。また、水の魔術を使い王宮の前にオアシスを作ったり、砂漠の中とは思えない水の巨大水路を造ったり、国は一気に発展した。
 そして魔術の研究も進められ、城下町には水の魔術を教える教育場もできる。

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